正直、ブログには社労士の仕事について、社労士試験について、いろいろと面白いことを書きたいと思っているのですが、受験生にとっては時季が時季なので、それどころではないと言われそうです。というわけで、今回も一般常識のデータからです。
①派遣労働者が就業している事業所の割合 12.7%
②企業規模が大きいほど派遣労働者が就業している事業所の割合が高い
③全労働者数に対する派遣労働者の割合 3.2%
④派遣労働者の性別割合 男性49.4% 女性50.6%
⑤派遣労働者を就業させる理由
1.欠員補充等必要な人員を迅速に確保できるため 73.1%
2.一時的・季節的な業務量の変動に対処するため 35.8%
3.軽作業、補助的な業務等を行うため 24.5%
⑥派遣労働者を受け入れない理由
1.今いる従業員で十分であるため 59.4%
2.費用が掛かりすぎるため 25.6%
3.派遣労働者を受け入れるより他の就業形態の労働者を採用しているため 22.1%
⑦派遣労働者からの苦情
1.人間関係・いじめ・パワーハラスメント 54.4%
2.業務内容 27.7%
3.指揮命令関係 24.9%
前回の調査と比較して、「セクハラ」「就業日・就業時間・休憩時間・時間外労働・休暇」などの割合が上昇し、「業務内容」は低下している。
⑧苦情の申出の内容(男女計)
1.人間関係・いじめ・パワーハラスメント 28.0%
2.業務内容 27.3%
3.賃金 17.5%
⑨苦情の申出の内容(男性)
業務内容が最も高い 30.4%
⑩苦情の申出の内容(女性)
人間関係・いじめ・パワーハラスメントが最も高い 35.6%
⑪派遣先への要望の内容
1.派遣契約期間を長くしてほしい 30.0%
2.指揮命令系統を明確にしてほしい 22.9%
3.年次有給休暇を取りやすくしてほしい 21.8%
⑫派遣元への要望
1.賃金制度を改善してほしい 55.8%
2.継続した仕事を確保してほしい 31.6%
3.派遣先に対して、派遣先での直接雇用に切り替えるよう依頼してほしい 23.1%
⑬今後の働き方の希望
1.派遣労働者以外(正社員、パート等で働きたい)49.1%
2.派遣労働者として働きたい 26.7%
⑭「派遣労働者以外として働きたい」の内訳
1.正社員として働きたい 80.9%
2.正社員以外の就業形態で働きたい 11.0%
⑮「派遣労働者として働きたい」の内訳
1.期間の定めのない労働契約で働きたい 71.3%
2.短期・単発の仕事中心の派遣労働者として働きたい 2.0%
⑯60歳以上では、「派遣労働者として働きたい」割合のほうが高くなっている。