ボクが受験したときもそうでしたが、一般常識の白書や統計からの出題がものすごく不安です。
何が出題されるか全く想像がつかない。
範囲が分かっていることであれば、学習のしようもあるけど、範囲がまったく見えませんからね。ある意味、運・不運が最も関連してくるのではないでしょうか。

ボクは、結局、白書・統計は捨てて、法律だけで択一式4点以上を目指すことにしましたが、「選択式に変な問題が出題されたらどうするんだ!」ということになります。

ボクが受験をした年の一般常識の選択式問題には、国民総生産の伸び率が出題されましたからね。たまたま新聞を読んでいたので、その数字を知っていたのですが、これは幸運以外の何物でもありません。

ということで、一般常識で知っておいた方がいい数字を記します。参考にしてください。

①所定労働時間 1企業平均7時間46分 労働者1人平均7時間45分
②週所定労働時間 1企業平均39時間26分 労働者1人平均39時間03分
企業規模が大きいほど週所定労働時間は短い
③何らかの週休2日制を採用している企業割合 82.1%
何らかの週休2日制が適用されている労働者割合 85.3%
④完全週休2日制を採用している企業割合 44.3%
企業規模が大きいほど完全週休2日制を採用している割合が高い
⑤年間休日総数 1企業平均108.9日 労働者1人平均114.7日
企業規模が大きいほど年間休日総数が多い
⑥1年間に付与した年次有給休暇日数 労働者1人平均18.0日
⑦労働者が年次有給休暇を取得した日数9.4日  取得率52.4%
⑧変形労働時間制を採用している企業割合 62.6%
企業規模が大きいほど変形労働時間制の採用割合が高い
⑨変形労働時間制の種類別採用割合
1年単位の変形労働時間制 35.6% 1カ月単位の変形労働時間制 25.4%
フレックスタイム制 5.0%
⑩変形労働時間制の適用を受ける労働者割合 53.7%
1年単位の変形労働時間制 21.4% 1カ月単位の変形労働時間制 23.9%
フレックスタイム制 8.2%
⑪みなし労働時間制を採用している企業割合 14.2%
事業場外みなし労働時間制 12.4% 専門業務型裁量労働制 2.3%
企画業務型裁量労働制 0.6%
⑫みなし労働時間制の適用を受ける労働者割合 9.1%
事業場外みなし労働時間制 7.4%  専門業務型裁量労働制 1.3%
企画業務型裁量労働制 0.4%
⑬1年間を通じて終業時刻から次の始業時刻までの間隔が11時間以上空いている労働者の企業割合
全員 32.9% ほとんど全員35.0% ほとんどいない3.0% 全くいない10.7%
⑭勤務間インターバル制度の導入状況別企業割合
導入している 3.7% 導入予定はなく検討もしていない 80.2%
⑮導入予定はなく検討もしていない理由別の企業割合
超過勤務の機会が少なく、当該制度を導入する必要性を感じないため 53.0%
当該制度を知らなかったため 19.2%

次回は、この続きです。