そろそろ2023年度受験用のテキストが書店に並び始めます。
書店に行くと、いろいろな出版社からいろいろなテキストが出版されています。
人にも個性がありますが、テキストにも個性があります。
社労士試験に合格するためには、まずは自分にマッチしたテキストと出会うことが、不可欠です。
ということで、ボクの考えるテキストの選び方を書きたいと思います。
まずは書店に行きます。
薄い基本書のようなものから分厚いものまで、さまざまなテキストが売っています。
ここではっきり言います。薄い基本書をすべて完璧に覚えたとしても、社労士試験に合格することは不可能です。薄い基本書は、初学者が社労士試験の科目の概要をつかむためには効果的ですが、それを中心に使って学習するには不向きです。
テキストは内容がなるべく充実したものを選びましょう。となると、当然分厚ければ分厚いほど、内容が濃い可能性が高いということになるはずです。
次にテキストを開いてみてください。
ここで重要なのは、見やすさ、読みやすさです。
ボクは、小説を読むように上から下へまっすぐ読んでいけるようなものが好きです。
例えば、米印があって、右を見なければならなかったり、左を見なければならなかったり、っていうのは思考が中断されてしまうので苦手です。
もちろん、これはあくまでボクの話で、そういうテキストが好きという方もいらっしゃると思います。
とにかくテキストを手に取って、中身を見て、自分に合うものを選んでほしいと思います。
スーパーの特売品ではありませんから、
「このテキスト安い!」
そんな理由で選ばないことです。
ましてや、「去年のテキストでいいや」なんて言語道断!
社労士試験の科目については、毎年法改正が行われていますから、去年版の内容は、すでに古(いにしえ)のものだと思ってください。
ということで、皆様が自分にマッチしたテキストと出会うことをお祈り申し上げます。