7textbook

 

 

11月になると、各社からテキストや問題集が出版されはじめます。

もちろん「自分は資格の学校に通うからテキストはそれで充分」という方、おっしゃる通りです。資格の学校に通う方は、テキストはそれを信じる。いろいろと手を広げないほうがいいと思います。ひとつのテキストにじっくり取り組んでください。

ただし、資格の学校に通う方も、問題集は買ったほうがいいですね。

ということで、ボクの考える失敗しないテキスト選びです。

 

市販のテキストで学習することを決心した方。

まずは書店に行って、すべてのテキストに目を通してみてください。そのとき自分が一番読みやすいと思ったものを購入してください。テキストとはいえ、書物に変わりはありません。読みにくいものは、頭にも入りにくいと考えるべきです。

 

ときどき「一番安いものを買いました」という方がいますが、論外です。ここで経費削減をしても意味がありません。目的が何かを考えてください。

 

また「一番薄いものを買いました」という方もいらっしゃいます。これも論外です。薄いものがいいわけではありません。薄いテキストは、薄い分だけ情報が少ないと考えるべきです。

 

問題集に関しては、「携帯用」と「机上用」の2種類あればいいと思います。できれば問題数の多いもの。1冊、2冊を何度も何度もじっくりやるほうが、たくさん買ってきてさらさらやるよりも効果が高いと思います。

ボクの場合、携帯用として「選択問題」、「机上用」として「択一問題」の問題集を持っていました。

特にスタートは1冊のテキストをじっくり読みつつ、2冊ほどの問題集をじっくりやっていくことをお勧めいたします。

ただし、ある程度記憶して、自信がついてきたら、問題集は買い足してもいいかもしれません。

択一式の問題集には、「5択式」と「○×式」、「オリジナル問題編」と「過去問編」がありますが、ボクは「○×式」の「過去問編」がいいと思っています。

なぜなら、「5択式」だと、A~Eを読む途中で正解を見つけてしまうと、それ以後の選択肢を読み飛ばしてしまう傾向にあるからです。

また、過去問編の問題集を解くことで、

「こういうタイプの問題が多く出題されるのか」とか

「ここを論点にする問題が多いな」とか、問題の傾向を知ることができます。