本年度の社会保険労務士試験まで、残すところ1箇月ちょっとになりました。
ここからは時間の使い方が、より重要になってきます。
今やるべきことは何か?
もう少し試験日が迫ってきてからやるべきことは何か?
試験前日、あるいは試験当日にやるべきことは何か?
計画、スケジュールが大切になってきますし、この計画、スケジュールに則った学習をするための用意も必要になってきます。
例えば、いまから各法律の罰則を覚える必要はないと思います。そんなことに時間を使うくらいなら、法律のもっと重要な論点の部分に学習時間を費やすべきです。罰則を覚えるのは、下手をしたら試験日当日の朝、電車の中で十分です。一過性の記憶でどうにでもなるところです。
同じように、国民年金の合算対象期間や雇用保険の所定給付日数なんかも、いまから覚える必要はないと思います。
というように、これからどの部分を、どのタイミングで学習していくのか、考えてみてください。
とにかく今は(現状の学習レベルにもよるとは思いますが)、インプットとアウトプットを繰り返すことです。
テキストを読んでは問題を解く。問題を解いてはテキストを読む。
この繰り返しで、重要な部分の記憶の定着と整理を図ってください。
「このくらいやればいいや」というのは、試験に落ちる人の考えです。安易な妥協などせず、ストイックに、自分を鼓舞し続けてください。
「これでもか」「これでもか」というくらい、いまは頭の中に重要な部分をたたきこんでいってください。
そのためにも、まずは今やるべきことと、今やるべきではないことを、ご自分なりに分けてみてください。
これから1箇月。皆様のご健闘と頑張りに期待いたします。