社労士試験に独学で挑むのは、正直言って、茨の道です。特に社労士試験に初めて挑む方が独学の道を選ぶのは、敢えて、坂道、でこぼこ道、無数の落とし穴の仕掛けられた道を選んで、目的地に向かうようなものです。はっきり言って試練の連続です。だからこそ合格したときの達成感は大きいかもしれませんが。
では、なぜそれほどまでに茨なのでしょうか? その理由を考えてみましょう。
理由① 学習のペースをつかむことが難しい
試験日(毎年8月最後の日曜日)に照準を合わせ、どのように学習をしていけばよいのか、自分の周りにナビゲーターとなる講師や、相談相手となる仲間がいないのでペースをつかみにくいことが挙げられます。
理由② モチベーションを持続しにくい
社労士試験の内容は、テキストを1回読んだくらいで「わかった。これで完璧だ!」というものではありません。何度もテキストを読み、理解し、覚えるという作業が必要になってきます。例えば、テキストを読んでいて理解できないことにぶつかったとき、周囲に相談できる人がいなければ、「難しすぎて自分には無理! もうやめた!」と、放り出してしまうかもしれません。また、仕事が忙しくて学習する時間がなかなか取れなければ、「オレには時間がない」とあきらめてしまうかもしれません。とにかく8月末まで、モチベーションを持続させるためには、ダイヤモンドのように硬い意志が必要になって来ると思います。
理由③ 相談できる人がいない
理由①でも書きましたが、自分の周りに講師や仲間がいると、それだけでやる気が出ますし、自分がぶつかっている壁について気軽に相談することができます。資格の学校に通っている生徒たちは、みんな仲良くなりますから、お互いにわからないところを相談しあったり、切磋琢磨したりすることができます。独学は、多くの場合、1人ですから、そういう仲間が周りにいません。その結果、1人で疑問や不安を抱え込むことになってしまいます。
独学は、かかる費用が安い上、自分のペースを保てるというメリットがある反面、精神的に孤立してしまうというデメリットがあります。正直1人は不安です。そんなときには、ぜひメダリストクラブの社労士講座を活用してみてください。