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テキストに書いてあることをある程度覚えたら、問題集に取り組むのが効果的です。インプットをしたら、アウトプットをするというわけです。インプットしたことをアウトプットすることで、インプットした内容が、より一層、頭にこびりつきますからね。問題集に取り組むことが、いかに有効であるかは容易に想像できることと思います。

 

問題集について、よく聞かれることがあります。
「どのような問題集がいいですか?」
ボクは、人にそう訊かれたとき、「過去問がいいですよ」と答えることにしています。

 

社労士試験の問題集には、「過去問」と「オリジナル」のものがありますが、「過去問」をやってみると、どのような条文や通達、判例の、どのような部分が論点になりやすいのかがつかめます。特に、問題数が多い問題集をやると、「あれれ、この問題、毎年出題されてるじゃん」なんて問題に出くわすこともあります。
社労士試験は、範囲は広いですが、論点になりやすい部分があることも事実です。俗にいう、問題に出やすい部分ですね。過去問をやると、そう言う部分が見えてきます。
次に、択一式の問題集について、ボクは「5択式」のものよりも、「○×式」のものを勧めています。なぜなら、「5択式」って、例えば、「誤っている選択肢を選べ」という問題を解く場合、絶対的に自信のある選択肢を見つけてしまえば、他の選択肢(この場合は正しい選択肢)なんかあまり見ないですよね。それどころか、読みもせずに、すっ飛ばす可能性すらある。その点、「○×式」は、1問1問、選択肢のどこかに誤りはないかと、論点の部分を探さなくてはなりません。どちらが有効かは言うまでもないでしょう。
最後に、「問題集」をやったときに、間違えた問題にチェックを付けておくことを忘れないようにしましょう。間違えた問題をチェックする習慣をつけておけば、2回目、3回目と同じ問題集をやっていくうちに、いつも同じ問題に引っかかることに気づくはずです。そのいつも引っかかる問題が、自分の弱点です。何度も同じ問題に引っかかっているうちに、いつの間にか弱点が得意問題になっているはずです。

 

ちなみに問題集も、テキストと同様、2冊~3冊で十分ですからね。ついつい不安になって、いろいろ買ってしまいがちですが、問題集をたくさん持っていても、すべて中途半端で終わってしまいます。問題集は、自分が信用したものを、何度も繰り返し行うようにしましょう。

 

 

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