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ときどき「社労士の仕事ってなんですか?」って人に訊かれます。

だけど、社労士の仕事を端的に答えるのは難しい。究極に短くして答えるとすれば「労務管理」ってことになるでしょうか。

 

税理士が行うのは「税務管理」、社労士は「労務管理」ってわけです。

 

それで、「労務管理」とは何か?

 

辞書を引くと「従業員の賃金・など労働条件一般、福利厚生、、労使関係など、おもに組織労働者に対する集団的な管理をいう」とあります。

 

簡単に言うと、中学生くらいの頃に学習した企業経営の3要素(ヒト、モノ、カネ)……、(あ、今は企業経営の4要素(ヒト、モノ、カネ、ジョウホウ)っていうらしいですね)のなかの「ヒト」の管理です。

 

一概に「労務管理」といいますが、むちゃくちゃ範囲は広いですね。抽象的すぎます。

たとえば、就業規則の作成だって労務管理の一環だし、給与計算だって、雇用保険や社会保険の手続きだって労務管理の一環です。労使トラブルの対応だって労務管理だし、さまざまな制度を構築するお手伝いをするのも労務管理ですね。

 

だから、色々な知識が必要となってきます。もちろんそれは法律ばかりではありません。

 

他の会社ではどうやっているのか?

いま行おうとしていることは一般的なのか?

 

A社にとっての常識が、一般的には非常識ってことはよくある話です。会社ごとに価値観は異なりますし、どうしても狭い世界ですから、周りが見えなくなることもあるようです。

 

いま自分の会社が行おうとしている労務管理が一般的なものなのかどうか?

 

そんな判断を求められることがよくあります。

つまり、常識の尺度となるのが社労士だったりするわけです。社労士は、1つの会社しか見ていないわけではないですからね。たくさんの会社の実情を知っていて、そのメジャーとなることができるっていうことです。

 

 

 

★この他の社労士の仕事について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。

→社労士の仕事とは
 

 

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