令和3年8月22日に第53回社会保険労務士試験が行われました。
受験された皆様、おつかれさまでした。
結果はいかがでしたか?
いい感じでしたか? それとも、ため息ですか?
いずれにせよ長期間の学習疲れがあると思います。しばらくの間、自由に羽を伸ばしてください。といっても、お酒を飲むどころか、不要不急の外出もはばかられるこのコロナ禍の状況では、羽の伸ばしようもありませんが……。せめて、心身だけでも休めていただければと思います。
さて、選択式の試験をちらりと見ましたが、
いつものことながら「一般常識」は難解ですね。
特に「労務管理に関する一般常識」
助成金とか、そんなに必死に学習している人は少ないのではないでしょうか。一般常識と言いつつ、まったく一般常識ではない問題のような気がします。
毎年同じことを書きますが、
一生懸命学習した人が報われる試験であってほしいと思います。
こういう問題って、運(勘の良さ?)が合否を左右してしまうのでは?
「社会保険に関する一般常識」は船員保険法から出題されていましたね。
ボクは社労士をはじめて20年近くになりますが、船員保険に関連する仕事をしたことがないし、相談を受けたこともありません。
ボクがたいした社労士ではないからかもしれませんが、他の社労士の方もボクと同じような感じではないでしょうか。
(まあ、全く関与したことのない法律は船員保険法に限りませんが……)
実際、社労士に船員保険の知識が必要かどうか疑問でもあります。
という意味でも、出題する法律を見直す必要があるかもしれませんね。